かんたんアレンジ ソロ・ギターのしらべ スタジオジブリ篇（CD付）

ソロ・ギター初心者、エレキ派のレパートリーにも最適！
お手軽アレンジで弾くスコア集
大ヒット作『ソロ・ギターのしらべ』の「かんたんアレンジ・バージョン」が本作です。本書は、単に弾きやすいだけのスコア集とは違い、さまざまな工夫が施されています。

まず、メロディに色をつけているので、伴奏とメロディで迷うことがなくなります。「手始めにメロディだけ弾く」という楽しみ方もあります。これなら、どんな初心者でも演奏できるはずです。

また、ダイアグラムをふんだんに使ったページも譜面と併記しているので、押さえ方で戸惑うこともないでしょう。さらに、譜面上の各所にポイント解説を記載。その上、YouTubeで演奏シーンが確認できますので、言葉では伝わりづらい部分もバッチリ！　譜面が大きくて見やすいのもポイント。

ソロ・ギターにチャレンジしてみたい初心者、普段はエレキを弾いているギタリスト、短期間でレパートリーを増やしたい人は、ぜひ本書をチェックしてみて下さい。

著者プロフィール
南澤 大介（みなみざわ だいすけ）
1966年12月3日生まれ。作・編曲家として、プラネタリウムや演劇、TVなどのサウンドトラック制作を中心に活動中。近作に、NHK教育TV「しらべてゴー！」（作曲）、フジTV「ブザービート」（ギター演奏）など。高校時代にギターの弾き語りをはじめ、のちソロ・ギター・スタイルの音楽に傾倒。マイケル・ヘッジス、ウィリアム・アッカーマンら、ウィンダム・ヒル・レーベルのギタリストに多大な影響を受ける。 92年、TVドラマ「愛という名のもとに」サウンドトラック（作曲：日向敏文）への参加が、プロ・ギタリストとしてのデビュー。ギター1本でロックやポップスの名曲を演奏したCD付き楽譜集『ソロ・ギターのしらべ』シリーズ（小社刊）が累計50万部を突破し（2022年現在）、楽譜としては異例のベストセラーを続けている。

編集担当より一言
アコギ、エレキに関係なく、ギター弾きなら「1曲弾いて」と言われた経験があると思います。ここでジャズ・スタンダードをフェイクしまくって弾いたり、速弾きなどのテクニカル・プレイをするのはＮＧ。相手はドン引きです。こういう場、「誰もが知っている曲を、ソロ･ギターでサラリと弾く」のが模範解答となります。
とは言っても、普段から弾き込んでいる曲ならいざ知らず、突然弾かなくてはならないというのはハードルが高いですよね。そこで、本書のような弾きやすいアレンジのソロ･ギター・スコア集が役立ちます。収録曲の知名度は抜群な上、どの曲も美しいアレンジに仕上がっているので人前での演奏に最適です。ぜひ本書の曲をレパートリに加えてみてください。
（編集担当／額賀正幸）