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Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」

Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」
Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」
Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」
Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」
Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」
Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」
Sergei Bortkiewicz ボルケヴィッチ 12のアンデルセン童話ピアノ曲集「みにくいアヒルの子」

    Sergei Bortkiewicz 謝爾蓋·波特凱維茨 烏克蘭作曲家,其鋼琴作品旋律優美,演奏技巧高超,富於描繪性。他的音樂在20世紀長期被埋沒,到本世紀才得以復興。12首以丹麥作家、詩人安徒生世界聞名的童話故事,包括腕豆與公主、醜小鴨等為主題的作品,Sergei Bortkiewicz from Andersen's Fairy Tales a Musical Picture Book for Piano Op. 30鋼琴樂譜。

  • 庫存狀況: 尚有庫存
  • 出版社: カワイ出版
  • 作者: Sergei Bortkiewicz
  • 編訂者: 高梨智子
  • 出版日期: 2015/5/1
  • 總書頁: 39
  • 商品編號: 9784760905409
  • ISBN: 9784760905409
NT 640
NT 778
未稅: NT 640

簡介

著者校訂・監修のシリーズ3冊目。
本作は、アンデルセン童話が題材のピアノ曲集。作曲者セルゲイ・ボルケヴィッチ Sergei Bortkiewiczの個性的な作曲様式が際立つ作品。作曲家、セルゲイ・ボルケヴィッチは、ラフ マニノフやスクリャービンと同時代を生き、二度の世界対戦、ロシア革命などを経て、晩年にようやく評価を得た、激動の人生を送った人物。彼の人生 で得た経験が、作品に色濃く反映され、感傷的で強い郷愁に満ちた音楽が特徴。
<まえがき>
デンマークの誇る作家であり、世界的な童話作家として知られる“童話の王様”ハンス・クリスチャン・アンデルセン【Hans Christian Andersen(1805-1875)】。1805年4月2日、デンマークのオーデンセという町で生まれたアンデルセンは、貧困にも、苦労と絶望の連続 にもあきらめず、夢を追いもとめて書き続けました。「みにくいアヒルの子」「人魚姫」「マッチ売りの少女」「すずの兵隊」「雪の女王」……などな ど、その作品は今なお世界中で愛され、読みつがれています。
当然ながら、読者の中には作曲家もたくさんいて、アンデルセンの童話に着想を得た数々の曲を作り出しました。いうなれば、アンデルセン童話の世 界を音楽で再現した「音の絵本」ですね。 あまり知られてはいませんが、このアンデルセン童話にちなんだ曲、というのは驚くほどたくさん作られています。いかにアンデルセンのお話が世界中 に広まって、読みつがれているかということを実感させられます。
ロシアの作曲家、セルゲイ・ボルケヴィッチ【Sergei Eduardovich Bortkiewicz(1877-1952)】も、そのひとりでした。ボルケヴィッチは、1877 年2 月28 日、ロシアのハリコフ(現ウクライナ)に生まれました。少年時代は地元の音楽学校でピアノを学び、その後サンクトぺテルブルク音楽院にて音楽教育を受けました。1900 年にはドイツのライプツィヒ音楽院に入学、さらなる勉強を続け、卒業後、1904 年からは妻を伴いベルリンに居住し、作曲、演奏、教育などの音楽活動を行ないました。
1914 年に第一次世界大戦が勃発し、以降ボルケヴィッチの生活は苦難の連続となります。ロシア人であったボルケヴィッチは、戦争に伴い、第二の故郷ともいうべき ベルリンを出ていかねばならなくなりました。故郷のハリコフへもどり、その地で生活の見通しを立てたのもつかの間、今度はロシア革命が勃発。内戦の混乱のさなか、ボルケヴィッチ夫妻はロシアからの脱出を試みます。トルコのコンスタンティノープルを経て、1922 年にはオーストリアへ移住、そこでようやく安住の地を得たものの、のちに第二次世界大戦の苦難をも味わうことになります。激動の時代を生きたボルケヴィッチは、1952年ウィーンにてその生涯を閉じました。  
ピアニストであったボルケヴィッチは、生涯にわたり数多くのピアノ作品を作曲しました。3つのピアノ協奏曲、2つのソナタを含む数々のピアノ曲、そのほか、2 つの交響曲を含むオーケストラ作品、ヴァイオリン、チェロをそれぞれソロ楽器とする2つの協奏曲、オペラ、歌曲、室内楽曲を作曲しています。戦禍により、これらのうち少なからぬ作品が失われてしまったことが残念でなりません。
本書に収められている“12 のアンデルセン童話によるピアノ曲集”は、祖国ロシアを逃れ、ウィーンに移り住んで間もない1925 年に出版されました。「みにくいアヒルの子」を筆頭とするアンデルセン童話の中でもよく知られたお話と、あまり知られていないお話とが、大体半分ずつ取り 上げられています。いずれも美しく歌いやすいメロディを持ち、絵本の挿し絵を思わせるような、豊かで鮮やかな色彩感あふれる小品です。お話の世界を知らなくても、生き生きとしたイマジネーションが湧き上がってくることでしょう。
ご参考までに、楽曲解説のページにそれぞれのお話のあらすじ(一部、お話前半のあらすじ)をまとめてあります。興味を持たれた方は、ぜひアンデ ルセンの原作を読んでみることをおすすめします。詩人でもあり、さまざまな音楽家とも親交が深かったアンデルセンの文章は、私たち演奏者にとっ て、心の中の「音の泉」(11.「金の宝」参照)となり得るでしょう。 鍵盤上のタッチに加え、ペダルを使うことでさまざまな音色の変化、効果を得ることができます。ペダルを自由に使い、自分の出している音や響きをよく聴いてください。
最後に作曲者名の表記ですが、本書で使用している「ボルケヴィッチ」のほかにも、「ボルトキエヴィチ」「ボルトケヴィッチ」等、記されることが あります。また、名前の「Sergei」も、ロシア風ではない「Serge」とつづっているものもあります。本書においては、セルゲイ・ボルケヴィッチで統一させていただきました。 時代を越え、国を越え、今なお世界中で愛されるアンデルセンの世界――作曲家ボルケヴィッチの描いた音の絵本を、どうぞお楽しみください。
 
高梨智子

目錄

Song List:
1. エンドウ豆の上のお姫さま(1'22")
2. 鐘(2'37")
3. すずの兵隊(1'40")
4. 天使(2'50")
5. 小さいイーダの花 ~お花のワルツ~(2'00")
6. ナイチンゲール(4'49")
7. まったくそのとおり!(2'06")
8. 墓の中の子供(2'57")
9. チョウ(3'06")
10. みにくいアヒルの子(3'08")
11. 金の宝(2'44")
12. 青銅のイノシシ(2'47")

詳細規格

書籍資訊
記譜法五線譜(一般)
原文語言日文
特徵西洋古典
樂器鋼琴
裝訂平裝
形式
外型尺寸大於A4 樂譜常用尺寸